架空星人

長い夢を見た。

一つ目の夢は学生生活を送る夢で性的なこともしたような気がするけど二つ目の夢が多すぎて思い出せない。

二つ目の夢は宇宙に関するものだった。どこかわからない星の人類が鱗のある肌と高い酸素濃度に適応するために作られた宇宙服が農家のおじさんにそっくりで、彼らが操る装置もトラクターや耕運機に似ていた。どこか分からない星が滅びるので別の星に移住したようだった。移住先の星では時間の流れが遅いと観測されたらしいが実際にはその惑星の太陽から流れてくる粒子によって時間の流れが早まっていた。青い星だった。トルマリンみたいな。ニワトリも飼っていた俺が俺の家族が。いつのまにかその星人になって移住していた。こんな暮らしもありだと思った。